「神戸商船三井ビル」内部を見学してきた!次は100年後に公開?超レアな一般開放。
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元町旧居留地「神戸商船三井ビル」が竣工100年を迎える

今回は元町旧居留地のランドマーク的な建築物・「神戸商船三井ビル」に行ってきました。

神戸商船三井ビル

神戸商船三井ビル

なぜ行ってきたのか? というと神戸商船三井ビルが誕生して今年で100周年で特別に期間限定で一般開放されているんです。

そもそも神戸商船三井ビルとは

神戸商船三井ビル

神戸ビルは、第一次世界大戦後の不況風と大正デモクラシーの気風が入り混じる1922(大正11)年に竣工しました。以来、日本の海運・港湾事業の拠点として、港町神戸とともに日本の成長を見守ってきました。現在でも、神戸における事業拠点としての機能を維持しています。
設計はのちにダイビル本館や大阪市に現存する綿業会館を手掛けることとなる新進気鋭の建築家・渡辺節が担いました。昭和を代表する日本建築界の巨匠となる、まだ20代の村野藤吾もその下に加わっていたとみられています。当時まだ揺籃期にあった大規模集合オフィスビルで、建築資材の一部は当社船で海外から運んできたと伝えられています。

その後、神戸ビルは、戦争、高度成長、バブル景気とその崩壊、阪神・淡路大震災という数々の荒波を潜り抜けてきました。震災後には最新の技術による耐震補強を施工し、今日では、大正生まれの大規模集合オフィスビルのなかで竣工当時の姿をおおよそ留めるほぼ国内唯一の事例として高い評価をいただいています。また、神戸を代表する商業・観光地である旧居留地地区のランドマークとしても皆様に親しまれています。神戸商船三井ビル

2022年5月31日までの一般開放

通常は一般の方は立ち入ることができないベールに包まれた空間。

神戸商船三井ビル

今回はビル生誕100周年を記念して特別に一般開放されています。
通常解放されることはまずないビルなので、とても貴重な解放となっています。

神戸商船三井ビル

1階エントランスエリア

店舗以外のエリアは一般には非公開ですが、4月21日(木)から5月31日(火)の期間中、1階エントランスをご覧頂けます(平日のみ、9時~16時。なお、予告なく公開を停止することがあります)。ご覧頂く際には1階受付にお声がけ頂き、館内の注意をお守りください。

神戸商船三井ビル1階エントランスエリア

1階奥のエリア

今回は撮影も1階は出来るということです。
※一般開放期間中も仕事関係者以外は1階から上は上がれません。

受付の方もとても親切で三井商船ビルの歴史を詳しく教えてくれました。

特別に手動エレベーターに乗せてもらえた!

神戸商船三井ビルには手動のエレベーターもありました。

神戸商船三井ビル 手動エレベーター

神戸商船三井ビル 手動エレベーター

なんとわざわざ私のためにエレベーターを特別に動かしてくれたんです、これにはビックリ。

神戸商船三井ビル 手動エレベーター

普段は立ち入ることができないこの空間ですが、100周年記念でしょうか、受付の方のサービス精神で特別にエレベーターに乗せてもらいました。

神戸商船三井ビル 手動エレベーター

手動エレベーター内部

こちらのエレベーター、日本でも未だ現役で動いてるのは、本州では神戸だけ、或いは関東に1台あるかないかくらいの希少なものだそうですよ。
中はダブルドアになっていました。

このエレベーターはメンテナンス等で清掃の方などが毎日利用はされているそうです。
一般の方は利用できません。

とてもレトロな手動のエレベーター、乗る機会がまずないので、恐らく私が生きているうちは自分が乗ることはもうないと思います(笑)

見上げると万華鏡のようなライト

そしてエントランスエリアの頭上のライトは昭和初期に作られたものだそうで、見上げると万華鏡のような星型になっているんです。
お洒落演出◎

神戸商船三井ビル 万華鏡ライト

言われるまで全く気づきませんでした。

狭い1階エリアだけの開放ですが、中身がとても濃い空間になっている神戸商船三井。

神戸商船三井ビル

一階だけでも神戸商船三井の歴史に触れることができます。

上階から投げ込む直下型郵便ポスト

そして手動エレベーターに続き驚いたのが、こちらのポスト。
なんと上から落下式のポストだそうです!

神戸商船三井ビル の郵便ポスト

上の階(様々な会社・弁護士事務所が入居)から落として、このポストに入るそう。
こちらのポストもだいぶ年季が入っていて思わず撮りたくなる。

神戸商船三井ビル の郵便ポスト

そして1階奥には、とても古い初代のポストもありました。

神戸商船三井ビル の郵便ポスト

次はいつ開放?実は久しぶりの三井商船ビル訪問

実は私、神戸商船三井ビルに入っている会社の面接で訪れたことがあるんです。
予想通り見事に不採用(笑)でしたが、今回久しぶりに行ってみて懐かしく感じました。

神戸商船三井ビル

普段まず解放されることのない「神戸商船三井ビル」。

とてもレアな一般開放なので、建築物などが好きな方は是非行ってみてください。

この日、ちょうど建築物に詳しい一般のお客様も来られていて、色々と教えてくださいました。
受付の方もとても親切で、訪れて良かったです。

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