不織布、通り抜ける粒子少なめ
理化学研究所や神戸大などのチームは24日、計算速度世界一を誇るスーパーコンピューター「富岳ふがく」を使って、飛沫ひまつを抑えるマスクの効果や、学校の教室などでの飛沫の拡散状況を予測した結果を公表しました。
一般人の私たちからすると「マスクしていたら飛沫を抑えるのは当然なのでは?」と感覚で思いがちだと思うのですが、今回スパコン富岳がデータで数値を示して立証したようです。
不織布マスクやポリエステル製、綿製の布マスクはいずれも効果的◎
チームは3種類のマスクについて、せきを1回した時に飛沫をどの程度抑えるか調べた。その結果、不織布マスクは他の2種類に比べてマスクを通り抜ける飛沫の粒子の数が少なく、頬や鼻の隙間から漏れる粒子が多かった。一方、綿製はマスクを通り抜ける粒子の数が最も多かった。ただし、飛沫の体積をみると、不織布とポリエステルは8割ほど、綿でも7割ほどの飛沫がマスク内や顔に付着し、拡散を抑えられた。読売新聞
勿論、マスクをしていても完全に予防・感染拡大を防げるわけではないけれど、してないよりもしていたほうがいいとスパコン富岳が教えてくれました。
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