
大量閉店・解雇の波が来るまえに
今回は兵庫でも感染拡大を広げるコロナウィルス関連の話題を記事にしたいと思います。
画像は勇気付けるためにライトアップしてくれたポートピアホテル
内部留保を多く溜め込む大企業とは違って、街の多くの飲食店が個人経営なのは広く知られています。神戸でもそうです。
現在、国や都は「不要不急な外出行動を自粛してください」とアナウンスしています。
そうなれば最も打撃を受けるのが街の飲食店や零細企業ではないでしょうか?
既に大打撃を受けている店舗も神戸三宮でも出ています。
今後、営業自粛要請が出れば
「行動を自粛してください、店も休業してくください」でも「保障は何もありません」ではお店としては存続のために営業を続けざるをえないですよね。(感染拡大予防に貢献したいにも関わらず)
イギリス、イタリアやフランスのように休業従業員給与の7割8割負担などを同時に実施しないと保障も何もない「自粛アナウンス」では、仮に街から人は消せても数ヵ月後には飲食店が街から消えてしまって失業者も増え、自粛が明けても街の活気そのものが消滅してしまいます。
そうなれば元の活気に戻るまでにどれだけの時間が必要なのか…
休業保障があれば店舗も安心して休店→休店が多ければ人は更に外へ出ない→感染拡大を少しでも押さえ込み医療崩壊も防げる。
※そもそも治療薬がないというのが1番の問題ですが。
もし今後、非常事態宣言や外出禁止要請等(日本では法的強制力はないけれど)が発動されれば、上記ループが最も大切になる流れだと思います。
現在、政府がいくつか用意している事業者向けの無利子貸付け保障等ではほぼ借金と変わりないので、閉店の波を先延ばしにしているだけとの声も多く聞きます。
先の見えないコロナとの闘い
もはやリーマンショック級よりも遥かに深いダメージが迫ってると個人的には思っています。
リーマンショックでは街から人は消えてもなければ各国鎖国処置なんてしてなかったわけで。
今回あまりに課題が山積しているけれど、飲食店や中小零細企業への現実的な保障も実施してほしいと願うばかりです。
中途半端な施策、中途半端なアナウンスでは混乱は深まる一方。
経験したことのない危機だからこそ、経験したことのないような経済対策が求められているのではないでしょうか。
英国が史上例のない財政・金融政策を行っているように。
神戸や地域関係なく自分の好きな店や施設がコロナで閉店なんていうのは本当に悲しいから。